スポンサーサイト

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    戯曲:絶界の鬼子母神

    陰陽座のニューアルバム『鬼子母神』が12月21日(水)に発売されます。
    何と鬼子母神はコンセプトアルバムで、アルバム全ての曲が一つの物語を表しています。

    そして、そのストーリーを戯曲にしたものがこの『絶界の鬼子母神』という本なのです。

    kishi[物語]
    妻子を戦火で失った浪人・九鬼十蔵は、家族を救えなかった己を悔い、傷心したままの旅の途中で、人里から隔離された場所に迷いこむ。愛する我が子を病で亡くした女・静は、死んだ者を生き返らせるという邪法を用いて子供を蘇生しようと企てる。
    とある事件に巻き込まれ、妻子を嬲り殺しにされた男・茂吉は、その復習の炎を胸に燻らせたまま、一人の少女と共に山奥に潜む・・・・。
    幾人もの人間の思念と所業が、互いに引き寄せ合うかのように絡み合い、幾重もの情と相まって一つの結果を導き出す。
    その果てにあるのは希望か、それとも絶望か。


    一言で感想を言うと、とても面白かったです。
    プロの作家が書いた作品ではないので読みにくい時もありましたが、それを補って余りある程設定もが練られていて、全く飽きずに読み通すことができました。

    決して綺麗な話ではないのですがそれぞれの登場人物が誰かの為に生きており、それらの運命と欲望が交錯し、悲しい展開を迎えます。
    この作品では今までの陰陽座の世界観のように妖怪を主題にしており、人か鬼かという深いテーマを取り扱っています。
    鬼とも人間ともなれる人間の生き方に、最後は読んでいて泣きそうになりました。
    また、影響を受けたのか京極夏彦っぽい雰囲気も感じられ、京極堂ばりのハッタリを語る場面など、エンターテイメントとしても充分魅力的です。

    この本を読み、更に12月のアルバムが楽しみになりました。
    この話をどのように楽曲に纏め上げるか、兄上の腕前を拝見です(いい作品になることは間違いないですが)
    陰陽座のファンならばニューアルバムを楽しむために買うべきだし、ファンでなくとも京極夏彦や山田風太郎が好きならば買っても損ではないと思います。

    絶界の鬼子母神:この本をAmazonで買う
    スポンサーサイト

    コメントの投稿

    非公開コメント

    プロフィール

    ふきのとう

    Author:ふきのとう
    現役大学生。小学校の頃、親のCDによってヘヴィメタルに目覚める。それから幅広く音楽を聞くようになり、今は何でも聞く雑食。趣味はジャケ買い。コンセプトアルバム大好き。

    レビューした音源リストはここです。また、このサイトの音源レビューは、次のように行なっています。

    [評価基準]
    ジャケットのセンス
    アルバムの統一感
    楽曲の魅力

    [総合評価]
    ☆[駄盤]
    ☆☆[惜盤]
    ☆☆☆[良盤]
    ☆☆☆☆[名盤]
    ☆☆☆☆☆[神盤]

    また、このページはリンクフリーとなっています。同時に相互リンクも募集しているので、希望の方はコメントをお願いします。

    フリーエリア
    管理人はツイッターを使っています。よろしければ、フォローをお願いします。 また、ブログランキングに参加中です。 管理人のやる気が上がるので、クリックしてくださると助かります。 twittericon

    最新記事
    最新コメント
    カテゴリ
    リンク
    検索フォーム
    人気ブログランキング にほんブログ村 音楽ブログ
    リンクが自動増殖オートリンクの登録はこちら by オートリンクネット
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。