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    Cradle Of Filth / Cruelty And The Beast

    実在の殺人鬼・エリザベート・バートリーを題材にしたブラックメタル界最高のコンセプトアルバム
    Cradle Of Filth - Cruelty And The Beast


    kowaiyo

    Tracklist:
    01.残虐非道な物語
    02.エリザベス,不吉な13の秋
    03.鬼女の蘭
    04.吠える星の下に
    05.恐怖の女神
    06.暴虐の序曲
    07.信仰の歪んだ釘
    08.バソリー夫人のアリア:凶運の闇~殺しのフーガ~狂気を見つめる瞳
    09.死せる伯爵夫人の肖像
    10.情欲と争いの誘惑
    11.審判の日(日本盤のみボーナストラック)
    ※全て邦題。

    ジャケットのセンス ☆☆☆☆☆
    アルバムの統一感 ☆☆☆☆☆
    楽曲の魅力 ☆☆☆☆☆


    総合評価……☆☆☆☆☆[神盤]


    イギリス産の吸血鬼ブラックメタルバンド、クレイドル・オブ・フィルスの3rdアルバムです。
    邦題は『鬼女と野獣』というタイトルで、私が初めて触れたブラックメタルのアルバムでもあります。
    ボーカルのダニ・フィルスの気違いっぷりにはびっくりしましたが、シンフォニックなブラックメタルなために、またメロデスなどにも以前から触れていたため、とても聞きやすかったです。

    このアルバムはエリザベート・バートリー夫人が題材となっており、
    美しくあり続けるために人を殺し続けた、実際にいた人物をモデルとしています。
    血の風呂の中にいながらこちらを見つめる女性、そしてホラーっぽいバンドのロゴ。まるでジャケットからこのアルバムの邪悪な雰囲気が伝わってくるようです。
    楽曲は殺戮を続ける主人公の残虐さだけでなく美への執着などが伝わってくるため、最後に破滅が訪れた時の楽曲では何だか悲しい気持ちになります。

    各トラックは気分を出すために邦題にしました。読みにくかったらすいません。
    01.残虐非道な物語はインスト。二曲目への流れが度肝を抜かれます。
    02.エリザベス,不吉な13の秋は出だしからダニの叫び声(唸り声?)から始まり、メロディアスなリフと今まで聞いたことないような喚くようなボーカル。曲展開がドラマチックで引きこまれます。
    03.鬼女の蘭はドラマチックな曲展開と共に疾走する曲。途中でオペラチックになるところもあり(声はひどいままですが)、ピアノのバックも美しいです。
    04.吠える星の下にも疾走曲。途中スローになったあと疾走するところが最高に格好いいです。また、SEで鐘の音なども入ります。
    05.恐怖の女神はインスト。荘厳なインストに喘ぎ声と断末魔の叫びが混じり、淫靡な残酷さを感じます。
    06.暴虐の序曲はスラッシュメタルばりの疾走曲。ダニの金切り声で駆け抜け、シンフォニックなシンセ、ギターのツインリードが格好いいです。
    07.信仰の歪んだ釘は最初のシンフォニックなシンセと鏡よ鏡……という語りが不安を煽りつつ、疾走に突入。後半バックがメタリックな曲調からシンフォニックなものに変わっていき、フェードアウト。
    08.バソリー夫人のアリア:凶運の闇~殺しのフーガ~狂気を見つめる瞳は組曲形式の曲で、10分近くある大曲です。シンフォニックさ、暴虐さ、美しさ、哀しさなど、このアルバムの全てが詰まったドラマチックな楽曲です。
    09.死せる伯爵夫人の肖像はバソリー夫人の破滅を感じさせるインスト。
    10.情欲と争いの誘惑は静かなイントロから疾走。間奏に悲しげなシンセ、ピアノの音が入り、再び疾走してアルバムは終わります。

    クレイドル・オブ・フィルスのコンセプトアルバムはどれも素晴らしいのですが、このアルバムはその中でもかなりの傑作です。
    初めてブラックメタルに触れる方にとっては厳しいかもしれませんが、こういう音に慣れた人にとってはその完成度の高さが分かるでしょう。
    また、ブラックメタル初心者でも、バックのシンセ、リフ、ピアノなどがメロディアスなため、意外と聞けるかもしれません(私は全然大丈夫でした)。
    唯一の問題がドラムの音が薄っぺらいことなんですが、
    それを差し引いてもブラックメタル界の名盤中の名盤であることには変りないです。


    ボーカルが気が触れたように喚く後ろでメロディアスな演奏、全くもって凄いバンドです。

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    プロフィール

    Author:ふきのとう
    現役大学生。小学校の頃、親のCDによってヘヴィメタルに目覚める。それから幅広く音楽を聞くようになり、今は何でも聞く雑食。趣味はジャケ買い。コンセプトアルバム大好き。

    レビューした音源リストはここです。また、このサイトの音源レビューは、次のように行なっています。

    [評価基準]
    ジャケットのセンス
    アルバムの統一感
    楽曲の魅力

    [総合評価]
    ☆[駄盤]
    ☆☆[惜盤]
    ☆☆☆[良盤]
    ☆☆☆☆[名盤]
    ☆☆☆☆☆[神盤]

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