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    ボーナストラックは必要か?

    洋楽のCDを買うと、よく

    日本盤限定ボーナストラック付き

    ってのがよくありますよね。
    それだけでなく、最近の邦楽の限定版商法では、
    限定版DVD付き&通常版ボーナストラック付きってのもあふれています。

    同じ値段で別の曲も聞ける、わーい、やったあ!って思うかもしれませんが、

    よく考えてみてください。

    ボーナストラックって、本当に必要ですか?


    例えば、凄く出来が良いボーナストラックがあるとします。キラーチューンです。
    しかし、コンセプトアルバムに入っていたらどうですか?邪魔じゃありませんか?

    もともとアルバムってのは流れを考慮してできているわけです。
    ボーナストラックはあくまでレーベル会社側がこれを付ければ売れると思って入れた曲なんで(想像)アルバムの流れにはそぐわない場合が多いです。

    それに、例えアルバムのイメージに合っていようと、元々アルバムはそれ一つで完成されたものであるわけです。
    アルバムの終わり方は決められており、その余韻を遮ってボーナストラックに入ってしまうと折角味わっていた曲世界が崩れてしまうんです。
    アルバム曲の間に入ってたらもっと酷いです。
    惨いと言ってもいいほどです。

    私は曲が増えてラッキーだとは思えません。
    寧ろ、アルバムとしての流れ、余韻を崩す時点でマイナスだと言ってもいいぐらいです。

    皆さん、ボーナストラックは本当に必要なのでしょうか。

    Cradle Of Filth / Cruelty And The Beast

    実在の殺人鬼・エリザベート・バートリーを題材にしたブラックメタル界最高のコンセプトアルバム
    Cradle Of Filth - Cruelty And The Beast


    kowaiyo

    Tracklist:
    01.残虐非道な物語
    02.エリザベス,不吉な13の秋
    03.鬼女の蘭
    04.吠える星の下に
    05.恐怖の女神
    06.暴虐の序曲
    07.信仰の歪んだ釘
    08.バソリー夫人のアリア:凶運の闇~殺しのフーガ~狂気を見つめる瞳
    09.死せる伯爵夫人の肖像
    10.情欲と争いの誘惑
    11.審判の日(日本盤のみボーナストラック)
    ※全て邦題。

    ジャケットのセンス ☆☆☆☆☆
    アルバムの統一感 ☆☆☆☆☆
    楽曲の魅力 ☆☆☆☆☆


    総合評価……☆☆☆☆☆[神盤]


    イギリス産の吸血鬼ブラックメタルバンド、クレイドル・オブ・フィルスの3rdアルバムです。
    邦題は『鬼女と野獣』というタイトルで、私が初めて触れたブラックメタルのアルバムでもあります。
    ボーカルのダニ・フィルスの気違いっぷりにはびっくりしましたが、シンフォニックなブラックメタルなために、またメロデスなどにも以前から触れていたため、とても聞きやすかったです。

    このアルバムはエリザベート・バートリー夫人が題材となっており、
    美しくあり続けるために人を殺し続けた、実際にいた人物をモデルとしています。
    血の風呂の中にいながらこちらを見つめる女性、そしてホラーっぽいバンドのロゴ。まるでジャケットからこのアルバムの邪悪な雰囲気が伝わってくるようです。
    楽曲は殺戮を続ける主人公の残虐さだけでなく美への執着などが伝わってくるため、最後に破滅が訪れた時の楽曲では何だか悲しい気持ちになります。

    各トラックは気分を出すために邦題にしました。読みにくかったらすいません。
    01.残虐非道な物語はインスト。二曲目への流れが度肝を抜かれます。
    02.エリザベス,不吉な13の秋は出だしからダニの叫び声(唸り声?)から始まり、メロディアスなリフと今まで聞いたことないような喚くようなボーカル。曲展開がドラマチックで引きこまれます。
    03.鬼女の蘭はドラマチックな曲展開と共に疾走する曲。途中でオペラチックになるところもあり(声はひどいままですが)、ピアノのバックも美しいです。
    04.吠える星の下にも疾走曲。途中スローになったあと疾走するところが最高に格好いいです。また、SEで鐘の音なども入ります。
    05.恐怖の女神はインスト。荘厳なインストに喘ぎ声と断末魔の叫びが混じり、淫靡な残酷さを感じます。
    06.暴虐の序曲はスラッシュメタルばりの疾走曲。ダニの金切り声で駆け抜け、シンフォニックなシンセ、ギターのツインリードが格好いいです。
    07.信仰の歪んだ釘は最初のシンフォニックなシンセと鏡よ鏡……という語りが不安を煽りつつ、疾走に突入。後半バックがメタリックな曲調からシンフォニックなものに変わっていき、フェードアウト。
    08.バソリー夫人のアリア:凶運の闇~殺しのフーガ~狂気を見つめる瞳は組曲形式の曲で、10分近くある大曲です。シンフォニックさ、暴虐さ、美しさ、哀しさなど、このアルバムの全てが詰まったドラマチックな楽曲です。
    09.死せる伯爵夫人の肖像はバソリー夫人の破滅を感じさせるインスト。
    10.情欲と争いの誘惑は静かなイントロから疾走。間奏に悲しげなシンセ、ピアノの音が入り、再び疾走してアルバムは終わります。

    クレイドル・オブ・フィルスのコンセプトアルバムはどれも素晴らしいのですが、このアルバムはその中でもかなりの傑作です。
    初めてブラックメタルに触れる方にとっては厳しいかもしれませんが、こういう音に慣れた人にとってはその完成度の高さが分かるでしょう。
    また、ブラックメタル初心者でも、バックのシンセ、リフ、ピアノなどがメロディアスなため、意外と聞けるかもしれません(私は全然大丈夫でした)。
    唯一の問題がドラムの音が薄っぺらいことなんですが、
    それを差し引いてもブラックメタル界の名盤中の名盤であることには変りないです。


    ボーカルが気が触れたように喚く後ろでメロディアスな演奏、全くもって凄いバンドです。

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    レビューした音源リスト

    ふきのとうがこれまでにレビューした音源リストです。
    今のところ少ないですが、毎日更新して増やしていければと思います。

    ◇名前順
    [英数字]※theを抜かしたABC順です
    amazarashi - ワンルーム叙事詩
    Angra - Temple Of Shadows
    Anorexia Nervosa - New Obscurantis Order
    (The) Birthday Massacre - Violet
    Cradle Of Filth - Cruelty And The Beast
    Crossfaith - The Dream The Space
    Dark Lunacy - The Diarist
    Dark Moor - Ancestral Romance
    DEATH - Individual Thought Patterns
    Diablo Swing Orchestra - Sing-Along Songs for the Damned & Delirious
    Lacrimosa - Stille
    Lily Chou-Chou - 呼吸
    Locanda Delle Fate - Forse Le Lucciole Non Si
    Opeth - Damnation
    Pink Floyd - Atom Heart Mother
    Rainbow - Long Live Rock'n'roll
    Sonata Arcitica - Reckoning Night

    UNLIMITS - 夢幻シンドローム

    [日本語]
    陰陽座 - 金剛九尾
    実験台モルモット - 箱庭の音樂会

    ◇評価順
    [神盤]
    Angra - Temple Of Shadows
    Anorexia Nervosa - New Obscurantis Order
    Cradle Of Filth - Cruelty And The Beast
    Dark Lunacy - The Diarist
    Lacrimosa - Stille
    Lily Chou-Chou - 呼吸
    Locanda Delle Fate - Forse Le Lucciole Non Si
    Opeth - Damnation
    Pink Floyd - Atom Heart Mother
    Rainbow - Long Live Rock'n'roll
    陰陽座 - 金剛九尾


    [名盤]
    amazarashi - ワンルーム叙事詩
    (The) Birthday Massacre - Violet
    Crossfaith - The Dream The Space
    Dark Moor - Ancestral Romance
    DEATH - Individual Thought Patterns
    Diablo Swing Orchestra - Sing-Along Songs for the Damned & Delirious

    UNLIMITS - 夢幻シンドローム
    実験台モルモット - 箱庭の音樂会

    [良盤]
    Sonata Arcitica - Reckoning Night

    [惜盤]
    [駄盤]

    Lily Chou-Chou - 呼吸

    圧倒的存在感を放つ架空のシンガー、リリィ・シュシュのすべて
    Lily Chou-Chou - 呼吸


    breathing

    Tracklist:
    01. アラベスク
    02. 愛の実験
    03. エロティック
    04. 飛行船
    05. 回復する傷
    06. 飽和
    07. 飛べない翼
    08. 共鳴(空虚な石)
    09. グライド

    ジャケットのセンス ☆☆☆☆☆
    アルバムの統一感 ☆☆☆☆☆
    楽曲の魅力 ☆☆☆☆☆


    総合評価……☆☆☆☆☆[神盤]


    皆さん、リリイ・シュシュのすべてという映画を観たことはありますか?

    暗い雰囲気で救いがない映画なのですが、その中に美しさが感じられる映画です。好き嫌いは分かれるでしょうが、私は昔から大好きな映画です。
    その映画に架空のシンガー『リリィ・シュシュ』というアーティストが登場します。
    主人公は逃げ場が何処にもない弱い人間なのですが、リリィ・シュシュだけが唯一の拠り所となっています。
    そして実際にリリィ・シュシュというアーティストの曲が作中で流れるのですが、薄暗い中に美しさを感じられる曲ばかりで、私は好きになりました。

    このアルバムは映画の中で実際に出た、呼吸というアルバムです。
    どこまでも広がる草原と、後ろを向いた女性。爽やかでありながらどこか寂しげで、ジャケットもアルバムによく合っています。
    ちなみにリリィ・シュシュとして歌っているシンガーはSalyuさんで、その優しくも憂いのある歌声がリリィ・シュシュとして選ばれた理由なのかもしれません。

    01. アラベスクは優しい浮遊感あるシンセと、眠気を誘うようなボーカル。一曲目からアルバムの雰囲気に引きこまれます。
    02. 愛の実験は映画で繰り返し流れていたため、頭に残ってる人もいるのではないでしょうか。暗いメロディ、暗い歌詞、怪しげなリフ。だけど歌声が優しいので、陰鬱さはそこまで感じられません。
    03. エロティックは普通にメロディの良いバラード。淡々としたボーカルが心地よいです。
    04. 飛行船は不安定になるドラムでどこかサイケデリックな感じがする曲。
    05. 回復する傷はピアノとスキャット風なボーカルの曲で、最後までふわふわしたまま終わります。噂によると、キルビルで使われてたとか聞きました。
    06. 飽和もメロディが良いバラード。浮遊感があり、素敵な感じです。
    07. 飛べない翼は映画で良い場面で使われてた曲で、清涼感がある曲です。、
    08. 共鳴(空虚な石)はどこか空虚で不安を誘うボーカルのバラード。アレンジは明るい感じなのですが、不安さはどこか残っています。
    09. グライドも映画で印象に残った曲です。淡々と進み、アルバムは締めくくられます。

    元の映画を知らなくとも、女性ボーカルのアルバムとして完成度は高いです。
    明るく救いがある曲ではないのですが、通して聞くとどこか違う世界に来たような気がして、心から味わうことができます。


    どこか薄暗く、浮遊感ある曲です。

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    Rainbow / Long Live Rock'n'roll

    これぞロックンロール!元祖ハードロックの大家、レインボーの最高傑作
    Rainbow - Long Live Rock'n'roll


    rainbow

    Tracklist:
    01. Long Live Rock 'N' Roll
    02. Lady Of The Lake
    03. L.A. Connection
    04. Gates Of Babylon
    05. Kill The King
    06. The Shed (Subtle)
    07. Sensitive To Light
    08. Rainbow Eyes

    ジャケットのセンス ☆☆☆☆
    アルバムの統一感 ☆☆☆☆☆
    楽曲の魅力 ☆☆☆☆☆


    総合評価……☆☆☆☆☆[神盤]


    言わずもがな、有名すぎるギタリスト・リッチー・ブラックモア率いる伝説のハードロックバンド、レインボーの3rdアルバムです。

    01. Long Live Rock 'N' Rollは一曲目からタイトルトラック。これぞロックンロール、縦ノリの演奏でノリが良く、途中入るキーボードソロがイカしてます。
    02. Lady Of The Lakeはポップで哀愁漂うロックンロール。ロニーのシャウトが哀愁を誘います。
    03. L.A. Connectionは厚めのリフとねちっこいボーカルが印象的な曲。
    04. Gates Of Babylonは中世風の異国情緒溢れる曲。怪しげなリフ、泣きのギターソロにリッチー・ブラックモアの才能が詰め込まれています。
    05. Kill The Kingはイントロからハードロック・ヘヴィメタルとはかくあるべきといった疾走曲。全メタラー、ロックファン必聴。ボーカルも演奏もギターソロも全てがかっこ良すぎます。
    06. The Shed (Subtle)は初期のレッド・ツェッペリンのような渋いロック。前曲に埋もれそうですが、出来はいいです。
    07. Sensitive To Lightはポップなロックンロール。楽しげなリフがたまりません。
    08. Rainbow Eyesはアルバムを締めくくる泣きのバラードです。これまでの激しい曲とは毛色が違い、ロニーの哀愁溢れるボーカルを彩るフルートやストリングスが涙を誘います。

    レインボーはハードロックを聞く上では通らなくてはならないバンドです。
    このアルバムには01. Long Live Rock 'N' Roll、04. Gates Of Babylon、05. Kill The Kingといった三曲のキラーチューンが入っており、アルバムとしての統一感もピカイチです。
    このアルバムからレインボーを聞き始めるのが良いのではないでしょうか。


    全メタラー・ロックファン必聴。名曲中の名曲とはこれのこと。

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    プロフィール

    ふきのとう

    Author:ふきのとう
    現役大学生。小学校の頃、親のCDによってヘヴィメタルに目覚める。それから幅広く音楽を聞くようになり、今は何でも聞く雑食。趣味はジャケ買い。コンセプトアルバム大好き。

    レビューした音源リストはここです。また、このサイトの音源レビューは、次のように行なっています。

    [評価基準]
    ジャケットのセンス
    アルバムの統一感
    楽曲の魅力

    [総合評価]
    ☆[駄盤]
    ☆☆[惜盤]
    ☆☆☆[良盤]
    ☆☆☆☆[名盤]
    ☆☆☆☆☆[神盤]

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